上半期は、円安株安と考えています。
消費増税の影響は、短期的には殆ど無く、長期的にゆっくり影響をあたえると考えています。
為替は円安トレンドが続くと読んでいます。
それは米国がドル回帰路線を撮っているからです。
円安ドル高にさえなれば、投資の世界では日本株は上がるでしょう。
昨年度の日本株の上昇(アベノミクス)も、ほとんどが円安の効果だと考えています。
対して先物はゆるやかに下落と見ています。
発展途上国はどこもピンチですし、先進国では投資マネーばかりが吹き荒れており、実需は伸びず、
したがって先物の実需も伸びません。
とはいえ先物も実需ではなく投資マネーが価格の殆どをコントロールしています。
しかし日本と米国が株高のあいだは、お金は先物から株へと流れます。
下半期は読めません。
天災の心配もありますが、崩壊がリアルに迫ってきた韓国が心配です。
其の結果、投資マネーが安全パイとして円に逃げて円高になるのか、アジア通貨危機のように円安になるのか、私には読めません。
為替次第で、上記のように株価は大きく変動します。
いづれにせよ、例年のサイクルからして、下半期は株投資をいちど引いて、11月に再アタックというのが良いと思います。
(ただし超長期投資の人は放置してください)
株、為替、先物のなかで、超長期的に良いと思われるものは、
圧倒的に先物です。
逆に一番悪いものは通貨です。(為替はクロストレードなので、どんな地合いでも稼げる人は稼げます)
諸外国に対して通貨を刷っていないと言われる日本でさえ、過去から見るとハイペースで剃っています。
米国などは過去200年で発行した通貨量を、ここ2年で刷ってしまったようです。
基本的には通貨価値は(対コモディティで)落ちていくのが正常ですが、通貨安競争で各国のペースが異常に上がっているといえるでしょう。
そういう意味では、現金よりも、コモディティや株でしょう。
株も波は有りますが長期的に見れば通貨よりもはるかにマシです。
コモディティに関して言えば、一般大豆や雑糖を買いたいところです。
ただし先物取引は値幅がすごく、買い替えなど面倒なので、ETFで済ますか貴金属の現物を買うのが現実的路線でしょう。
先物の中でも過熱感のあるものは避けたほうがよいでしょう。特に原油は、世界の生産量が落ちれば需要も落ちますので、
大幅に下落する可能性があります。それに比べ大豆などの食料は何時でも一定量は必要とされますし、
貴金属は投資需要として必要とされます。
私は銀の積立をメインに、プラチナも少量積み立てています。お守りみたいなものです。
金は一時期の過熱感がすごかったので避けています。